ルビフル。それは、
小さな一文字から始める
社会ムーブメント。

ルビはユニバーサルデザインであり、多文化が共生する社会への小さな一歩いっぽ

ルビ財団って何をするの?ルビってふりがなのルビのこと?

あまりピンとこない人も多いかもしれません。

社会においてルビが増えて漢字が読めることが増えれば、子どもの好奇心や探究心により応えることができるかもしれません。子どもに限らず、大人も含めていろいろな可能性が広がります。外国人や読み書き障害のある人も暮らしやすくなります。

ルビはユニバーサルデザイン(あらゆる人にとって使いやすい)であり、多様性を大事にする社会において小さな、でも重要な配慮となり得るのです。

ルビフル(Rubyful)でいこう。ルビフルは私たちの造語です。「~で満ちている」という意味の接尾辞 「–ful」 と「ルビを振る」の「ふる」をかけたダブルミーニング(掛詞)です。

活動紹介

ルビ財団の活動について、Youtube「有隣堂しか知らない世界」にて詳しくお話ししております。

ぜひご覧ください。

現在の活動

ルビフルボタン

・さまざまなWebサイトに簡単にルビを振れるように、既存のウェブサイトの HTMLソース にコードを一行追加するだけで、自動でふりがなが追加されて、ふりがな表示のオン/オフをえることができるボタンをルビフルボタンとして開発しました。

ルビフルボタンの詳細・ご利用登録はこちら

メディア『ルビフル』

・ルビの意義や効果、適正なルビの量について、より多くの方々と一緒に考えていきたいという思いから、この度、ルビのあり方について考えるメディア『ルビフル』を立ち上げました。

『ルビフル』サイトはこちら

選書リスト『ルビフル本』

・ふりがな(ルビ)があるから大人も子どもも楽しめる「ルビフル本」の選書を開始しました。

・第一弾として「科学」ジャンル(ルビ財団選書)を公開いたしました。
「科学」ジャンルは、科学先般の読み物、生物、人間、地学、物理化学、数学、環境、SFといったカテゴリーで、大人も楽しめる絵本や児童書から、子どもには少し難しいかもしれない専門書まで選書しています。ルビの量も、総ルビ>ルビ多め>ちょいルビの3段階を独自に評価しています。

「ルビフル本」選書(ルビ財団)〜科学編〜 78

ルビフル大賞

・「ルビ(ふりがな)があるからこそいた一冊」をえるです。 
・よくぞルビをってくれた!「ナイスルビ!」な表彰します。

ルビフル大賞2025受賞作品

ルビフル本寄贈

・教育現場におけるルビフル本の活用について、活用状況や子どもたちの生の声をフィードバックいただくなど連携いただける図書館や施設などに、ルビフル本を寄贈いたします。

対象
・学校図書館や公立図書館、支援施設など、子どもが集まる施設
・教育現場におけるルビフル本の活用について、活用状況や子どもたちの生の声をフィードバックいただくなど連携いただける施設

ルビフル本寄贈プロジェクトの詳細・申込はこちら

今後の活動

出版社・著者の皆さまとのエンゲージメント

・新刊の制作にあたって出版社・著者の皆さんにルビ財団が推奨する基準を提示し、ルビフルな本づくりを支援します。

・過去の出版物についても、適切なルビふりが必要な本を選書し、増刷や増補版の出版検討を支援します。

企業・公共自治体の皆さまとのエンゲージメント

・ルビフルを企業におけるDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)の取り組みとして推進します。

・子どもの教育面、そして外国人を含むあらゆる人が暮らしやすい街づくり・社会づくりを公共自治体の皆さんと一緒に取り組みます。

ルビの必要性・意義についての啓発・広報活動

・小学生向けの選書を行い、読書ガイドの作成に取り組みます。

・さまざまな観点からルビの重要性について語るインタビュー・対談コンテンツを企画します。